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取締役社長 藤本 朋二

2016年度の国内セメント総需要は当初想定の43,000千tを下回る41,777千t(前年同期比97.9%)となりました。需要減少の理由は大型補正予算の執行が2017年度に延期されたことによって公共事業が減少しました。また、技能労働者不足を背景とした工法の変更によりセメント原単位が減少したことも影響しております。しかし、東北地区や熊本県の震災復興、東京オリンピック・パラリンピック、リニア中央新幹線などの需要は確実に出てくる予定であり、2017年度には需要が回復してくるものと見込まれます。

当社の出荷エリアのセメント需要につきましては、滋賀県及び京都府が前年割れの状態でありますが、地元福井県において河内川ダム工事、北陸新幹線延伸工事、原子力災害制圧道路工事などに恵まれ、前年をオーバーする需要となっております。さらに、北陸新幹線敦賀以西につきましては小浜経由京都・新大阪のルートに決定し、今後のセメント需要は大いに期待できる状況となりました。

当社の2016年度事業概況を申し上げますと、セメント販売数量は福井県が好調であったことに加え山陰地区への出荷も好調であったことから630千t(前年同期比115.5%)と大幅に増加しました。一方、マテリアル事業部門につきましては、タンカルが主要販売先の北陸電力敦賀火力発電所の定期点検によって減少しましたが、シリカ粉・固化材・無水石膏・石灰石など主力製品が順調に推移し前年を上回りました。一方、コスト面では石炭安、電力安という追い風に加え、石灰石の物流コスト低減、生産量増による固定費単価安、キルンの安定操業などによってコスト低減を実現いたしました。

当社は他産業や地域社会から発生する廃棄物をセメント製造工程の特色を活かして活用・処理することが大きな強みであり、しかも、その廃棄物は多種大量にわたっております。この様に当社は事業活動を通して環境保全、環境負荷の低減に貢献することを第一に考えております。当社の環境経営に対する取り組みは、日本政策投資銀行環境格付けを5年連続で取得し高い評価を得ております。また、2017年2月には経済産業省より健康経営優良法人(中小規模法人部門、全国95法人)の認定を受けました。さらに、2017年には10,000t石灰石運搬新船及び荷揚げクレーンを新設し、環境負荷の低減、石灰石の安定供給、コスト削減などを進める予定であります。当社グループは環境経営の推進と明るく健康的な職場創りに重点を置き、地域に貢献する企業グループを目指しております。

このホームページを通しまして、当社グループの事業活動をご理解いただくとともに、変わらぬご指導・ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

取締役社長 藤本 朋二

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