環境報告書2017 敦賀セメント株式会社
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会社紹介(概要、沿革)方針(経営基本方針、行動指針、環境方針)環境マネジメント(推進組織図、認証取得、環境目標と実績)環境会計・環境投融資環境負荷の全体像環境パフォーマンス19Environmental Report 2017コミュニケーション活動、その他環境への関わりセメント産業と環境への関わり●Question—2.——「ダイオキシン類などの有害物質の排出はないのですか?」 ダイオキシン類は酸素と塩素が存在すれば、様々な有機物から燃焼過程や燃焼後の過程において生成されます。このダイオキシン類の生成を抑制するためには、燃焼室の温度を800〜850℃以上、滞留時間を2秒以上とり、外気と遮断して完全燃焼させることが必要です。また排ガスの冷却設備においては、集塵機に流入する燃焼ガス温度を概ね200℃以下に冷却する必要があります。 セメント工場に持ち込まれた廃棄物は、他のセメント原料とともに約1,500℃の高温で焼成されます。ロータリーキルンは1分間に約2〜3回転しており、廃棄物を含むセメント原料はこの中を約30分かけて通過しますので、ダイオキシン類などの有害な有機物はほぼ完全に分解されます。また、有機物が多い可燃性の廃棄物は、ロータリーキルン入口の高温部(約1,000℃)に直接投入しています。 なお、キルン排ガス集塵機の入口ガス温度は約80〜120℃で管理しており、燃焼後の排ガス処理過程におけるダイオキシン類の生成もほとんどありません。このキルン排ガス集塵機は年2回のキルン休転時に定期的に整備することにより、性能の維持に努めています。セメント製造工程

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