環境報告書2017 敦賀セメント株式会社
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会社紹介(概要、沿革)方針(経営基本方針、行動指針、環境方針)環境マネジメント(推進組織図、認証取得、環境目標と実績)環境会計・環境投融資環境負荷の全体像セメント産業と環境への関わり13Environmental Report 2017コミュニケーション活動、その他環境への関わり環境パフォーマンス大気への放出:SOx、NOx、ばいじん セメント工場の排ガスに含まれる大気汚染物質の主なものは、硫黄酸化物(SOx)、窒素酸化物(NOx)、ばいじんです。 硫黄(S)を含んだ化石燃料(主燃料である石炭)の燃焼により発生するSOxは、セメント原料のカルシウムと反応しクリンカ鉱物として中に固定されるため、排ガス中のSOx排出量は極めて少なくなります。これはセメント製造設備の大きな優位点です。 次にNOxの発生には燃焼空気中の酸素濃度が大きく寄与します。そのため、酸素濃度を連続測定し過剰空気率を出来るだけ低い状態に管理することでNOxの生成の抑制に努めています。 キルン排ガスのばいじん対策として、2000年8月に既設電気集塵装置の最終出口に、移動式のネットにより捕集する電気集塵装置を増設により高い捕集性能を得ています。  運転員はテレビモニターにて常に排ガスの状態を監視し、更に、ばいじん濃度指数の連続測定により、集塵装置の適正運転に努めています。0.0000.0100.0206.08.010.0151416年度K値SOx30025020015010050015年度排出濃度(ppm)NOx0.1200.1000.0800.0600.0400.0200.000年度排出濃度(g/m3N)ばいじん0.0040.00414132161516140.056※各グラフの赤線が規制値(SOx:K値8、NOx:250ppm、ばいじん:0.1g/m3N)■キルンのSOx、NOx、ばいじん排出量0.0041211430.0370.034施設名称項目平均排ガス量(m3N/h)乾き 259,500湿り 305,000乾き 10,700湿り 11,600乾き  6,600湿り  7,000乾き 36,000湿り 36,600規制値2015年度0.0041210.0370.008190.0250.008150.1600.153500.0502014年度0.0041430.0340.011600.0700.016420.1300.144500.0500.0041320.0560.011190.0300.008200.0650.173440.0502016年度82500.182500.282500.282500.2キルンスラグドライヤシリカドライヤタンカル熱風発生炉SOx(K値)NOx(ppm)ばいじん(g/m3N)SOx(K値)NOx(ppm)ばいじん(g/m3N)SOx(K値)NOx(ppm)ばいじん(g/m3N)SOx(K値)NOx(ppm)ばいじん(g/m3N)■セメント事業におけるばい煙発生施設の排ガス測定結果一覧※硫黄酸化物(SOx)の排出規制(K値規制)について  q=K×10-3×He2       q:硫黄酸化物の許容排出量(単位:温度零度・圧力1気圧の状態に換算したm3N/h)    K:地域別に定める定数(敦賀市の場合:8)    He:補正された排出口の高さ(煙突実高+煙上昇高)  K値は地域の区分ごとに異なっており、数字が小さくなればなるほど規制が厳しい。

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